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2014年03月26日

【流通】三菱重工 アストモスエネルギー向けの大型LPG運搬船を建造





 三菱重工業は、アストモスエネルギー株式会社から大型LPG(液化石油ガス)運搬船を受注した。2013年末に同社から受注したものと同船型で、世界トップレベルの省エネ性能を誇り、世界の主要LPGターミナルに柔軟に対応できるほか、新パナマ運河にも適合した仕様となっている。完成・引き渡しは2016年上期の予定。

 受注したLPG運搬船は、長さ230.0m、幅36.6m、喫水11.1mで、総トン数は4万8,300トン(載貨重量トン数5万1,100トン)。LPG積載量は8万3,000m3で、長崎造船所で先の受注船とともに建造する。同社独自の船型を採用したことなどにより、優れた燃費性能とLPGターミナルごとに異なるさまざまな接続条件への高い適応性を実現している。また、2016年初めにも運用開始が見込まれる新パナマ運河を通過できるよう、係船装置なども世界最新の設備を搭載する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:49| 流通