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2014年03月05日

【知識】ジュピターテレコムなど3社 ビデオオンデマンドサービス「milplus」提供で業務協力




 ジュピターテレコム(以下J:COM)、ジュピターエンタテインメント(以下JE)、日本デジタル配信(以下JDS)の3社は、J:COMとJEの両社が開発したインターネット経由のビデオオンデマンド(IP−VOD)サービス「milplus(みるプラス)」について、2014年4月よりJDSのケーブルプラットフォームを利用し、サービスを提供することで基本合意した。

 「milplus」は、映画やドラマ、アニメ、スポーツ中継などの多彩なコンテンツや、ケーブルテレビ事業者が制作するコミュニティチャンネルの番組を、PCやスマートフォンなどのマルチデバイスで視聴できるケーブルテレビ事業者向けのサービス。

 今回の基本合意の骨子は、以下のとおり。

 1.これまでJEが運営してきた動画配信システムなどのセンターシステムの基本部分(プラットフォーム)をJDSへ移管し、今後はJDSの運営するケーブルプラットフォームを利用する。
 2.運用・保守業務の一部をJEからJDSに移管する。
 3.「milplus」のサービス提供者は引き続きJEとし、コンテンツの調達やCATV事業者との契約窓口を行う。

 また、「milplus」の商品ラインナップ、ユーザーインターフェース、技術的仕様については一切変更はなく、既に「milplus」を導入しているケーブルテレビ事業者とそのユーザーは、これまでと同様にサービスを利用できる。

 総務省の「放送サービスの高度化に関する検討会」の取りまとめでは、ケーブルテレビ事業の更なる発展のために共通プラットフォームを構築することが急務とされ、JDSは、この共通プラットフォームを目指し、先般有料放送管理業務の届出を行った。

 J:COMとJEは、「milplus」をケーブル業界全体の競争力強化に資するサービスと位置づけ、ケーブルプラットフォーム事業者であるJDSと協力しながら、業界の発展に貢献していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:21| 知識