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2014年03月04日

【アジア】トヨタ インドネシアで2016年稼働予定のカラワンエンジン工場建設着工

 トヨタのインドネシアにおける車両生産会社であるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インドネシア社(PT. Toyota Motor Manufacturing Indonesia 以下、TMMIN)は、2014年2月25日、カラワンエンジン工場の鍬入れ式を実施した。カラワンエンジン工場は、2016 年初から稼働予定で、新規雇用は、既に発表していた400 名に200 名を追加し、合計約600 名を予定している。また、TMMIN 従業員等の生産のスキルや知識を高めるため、同工場での生産開始までに、敷地内にインドネシアで3 番目となるラーニングセンターを新設する予定。

 鍬入れ式には、インドネシア政府のモハマッド・ヒダヤット工業大臣、インドネシア投資調整庁のマヘンドラ・シレガル長官、トヨタの福井弘之常務役員、TMMIN の野波雅裕社長が出席。野波社長は「トヨタの創業理念は、クルマづくりを通じて、社会に貢献すること。今後も、お客様を笑顔にするクルマを提供するとともに、政府やパートナーと協力し、インドネシアの経済・社会の発展に貢献していきたい」と語った。

 カラワンエンジン工場は、年間21 万6 千基生産予定で、うち半数を輸出予定。投資額は約230 億円。

 現在TMMIN は、スンター第1 工場で、IMV(*)シリーズ用のエンジンを生産しており、うち約40%を、アジア、中南米、アフリカに輸出している。2016 年初のカラワンエンジン工場稼働後、TMMIN は、エンジンの生産/供給拠点として、さらなる重要な役割を担っていく。

(*)IMV:「Innovative International Multi-purpose Vehicle」の略。IMVシリーズは、ハイラックス(ピックアップトラック3車型)、イノーバ(ミニバン)、フォーチュナー(SUV)で構成。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:29| アジア