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2014年02月19日

【環境】ローム 業界最高の発光効率となる直管形LEDランプを開発



 ロームは、オフィス・店舗など法人向けに、業界最高の発光効率を達成した直管形LED(発光ダイオード)ランプ「R-FAC40MN1」を開発した。

 発光効率は、1W当たり190Lm(ルーメン)となる。従来の1W当たり140Lmの直管形LEDランプと比較すると、基板に高反射シートを採用してカバーの透過率と光の拡散率を最適化することにより、光の取り出し効率を11%高め、LEDの光源効率を11%向上させるとともに、独自の電源回路設計技術を生かして電源効率も2%高めた。

 1W当たり190Lmの発光効率を実現したことによって、消費電力は従来の直管形LEDランプと比べて約24%、インバーター式蛍光灯からは約60%削減できる。昼白色で直径35.9mm、長さ1212mm、光束2480Lm、消費電力は13Wとなる。一般の蛍光灯と同じ口金G13を採用しているため簡単な工事で既存の照明器具がそのまま流用でき、容易に置き換えられる。 2月にサンプルの出荷を始め、3月から月産1万個体制で中国・大連の生産拠点で量産する。LED照明が普及する中、さらなる省エネニーズに応えた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:46| 企業の取り組み 【機関別】