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2014年02月18日

【物流】JR貨物 平成26(2014)年1月分輸送動向



 平成26(2014)年2月12日、日本貨物鉄道は平成26(2014)年1月分の輸送動向を発表した。

 同月は、下旬に発生した低気圧接近による強風で運転規制したこと等が影響し、高速貨6 本が運休となった。

荷動きについては、景気回復や円安、消費税増税前の需要増などにより国内生産が好調だったことや、平日稼働日が多かったことも重なり、月全体では前年を大きく上回った。

 コンテナ貨物は、全体では前年比192千トン増の1,686千トン(前年比112.8%)となった。中でも、紙・パルプが39千トン増の288千トン(同115.6%)、化学工業品が31千トン増の168千トン(同122.0%)となるなど、エコ関連物資以外の全品目が前年を上回った。また、半数以上の品目が前年比15%を上回る結果となった。尚、東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理のため、平成24(2012)年9月から運行開始した災害廃棄物専用列車は、処理量が減少したため、13日に運行を終えた。

 車扱貨物は、全体では70千トン減の951千トン(前年比93.1%)となった。中でも、気温上昇や、一部顧客が昨年7月より山口線の一部区間が線路不通となっていることの影響を受け、石油が51千トン減の666千トン(同92.8%)となった。

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投稿者:gotsuat 08:45| 物流事業者