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2014年02月10日

【環境】国交省 先進環境対応型ディーゼルトラック及びエコタイヤの導入に対する補助の実施について



 国土交通省は平成26(2014)年2月5日、トラック輸送の省エネ対策の推進(燃料費高騰対策)として、先進環境対応型ディーゼルトラックとエコタイヤの導入についての補助事業を発表し、補助制度の概要等については以下のとおり。なお、同制度の実施には、補正予算案が国会で可決・成立することが前提となる。

1.補助対象事業者
以下[1]又は[2]のいずれかに該当する者が補助対象事業者となる。
[1]以下に該当する者であって、保有車両5両以上30両以下の者
・一般貨物自動車運送事業者、特定貨物自動車運送事業者、第二種貨物利用運送事業者
[2]自動車リース事業者(先進環境対応型ディーゼルトラックの導入に限る。)

2.補助金の申請要請
(1)先進環境対応型ディーゼルトラック
 以下[1]〜[3]の要件を全て満たすものが補助対象となる。
[1]車両総重量3.5t超の事業用ディーゼルトラックのうち、以下のいずれかの基準を満たす車両を導入すること
・「平成27年度重量車燃費基準達成車」かつ「平成21年排出ガス基準適合かつNOx・PM+10%以上低減車」
・「平成27年度重量車燃費基準+5%以上達成車」かつ「平成21年排出ガス基準適合車」
[2]平成25年12月12日から平成26年3月31日までに新車新規登録された車両であること
[3] [1]の導入にあたり、以下1)〜3)のいずれにも該当する事業用トラックとの入れ替えであること
1)平成27年度燃費基準未達成者
2)平成25年12月12日以降に名義変更又は廃車したものであって、廃車又は名義変更した日以前過去1年間以上所有しているもの
3)導入する先進環境対応型ディーゼルトラックと同区分(大・中・小型)であるもの
(2)エコタイヤ
 以下[1]〜[3]の要件を全て満たすものが補助対象となる
 [1]平成25年12月12日から平成26年3月31日までに導入されたものであること
 [2]導入したエコタイヤは、全日本トラック協会が定めるものであること
 [3]車両総重量12t超の事業用トラック(新車を除く)の全てのタイヤを、エコタイヤとするものであること
3.予算総額
 50.2億円(先進環境対応型トラック:25億円、エコタイヤ:25.2億円)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:28| 環境負荷低減における助成関係【取り組み内容別】