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2014年02月06日

【物流】トラック輸送情報 平成25(2013)年11月度



平成26(2014)年2月4日、国土交通省は平成25(2013)年11月度のトラック輸送情報を公表した。

これによると、特別積合せ貨物(調査対象24社)の輸送量は、前月比約67千トン減、前年同月比約182千トン増の5,710,016トン(前月比98.8%、前年同月比103.3%)であった。また、宅配便貨物(調査対象14社)の取り扱い個数は、前月比約30,201千個増、前年同月比約8,909千個増の約314,418千個(前月比110.6%、前年同月比102.9%)であった。

調査対象25社の品目別及び地域別輸送状況を見てみると、前月比では、多くの事業者が、全ての品目において輸送量が減少したと回答した。減少要因は、工場・生産地からの貨物減が「農水産品」、「化学工業品」、「繊維工業品」で、倉庫から出る貨物減が「化学工業品」でみられたため。地域については、多くの事業者が「農水産品」、「金属製品」、「化学工業品」、「繊維工業品」「食料工業品」の輸送量が関東で減少したと回答した。前年同月比では、「機械」、「化学工業品」の輸送量が増加したと回答する事業者があったものの、工場・生産地からの貨物減により「農水産品」の輸送量が減少したと回答する事業者があった。地域については、「化学工業品」、「日用品」の輸送量が関東で増加したと回答する事業者があった。

一方、一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者758社、調査対象事業者数1,042社)の輸送量は、前月比98.2%、前年同月比102.7%であった。地方運輸局別の管内輸送状況を見ると、近畿は対前月比97.2%、対前年比97.5%であった。品目別では、冬季商品の輸送が増えたため「日用品」、「食料工業品」、「紙・パルプ」の輸送量が増加したと回答する事業者があった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:43| 行政関連