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2014年02月06日

【環境】三菱自動車工業 ニチコンと農業用充電ステーションの本格稼動を開始



三菱自動車工業とニチコンは、平成26(2014)年2月3日宮城県岩沼市内において、太陽光で発電した電気をリチウムイオン蓄電池に蓄え、蓄えられたエネルギーを電気自動車(EV)に充電する農業用充電ステーションの本格稼動を開始した。

この取組みは、農林水産省及び復興庁による、東日本大震災被災地の農林水産業復興を目的とした研究事業「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」の一環で、両社が共同で「農村地域における未利用エネルギー利活用実証研究」の分野に応募し採択されたものである。

農業用充電ステーションでは、太陽光で発電した電気を、充電ステーションに設置されたリチウムイオン電池に蓄え、その電気をCHAdeMO方式の急速充電器を通してEVに充電する事が出来る。充電ステーション近隣の農家にEVを貸与し、農家でのEV使用実態や、農地でのEVに蓄えられた電気の活用方法等についてデータを収集する。

この事業により、化石燃料によって発電された電気を使うことなく、クリーンな電気の地産地消が可能になること、未電化地域に設置することで系統電力に依存することなく再生可能エネルギーを用いた農業が可能となること、EVの活用によりガソリン代を節減し農業生産コストの低減に寄与すること等、再生可能エネルギーによる充電ステーションとEVにより農業の電動化の可能性が広がる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:42| 企業の取り組み 【機関別】