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2013年12月19日

【物流】日本海事センター コンテナ荷動き速報(アジア各国の往航)を発表



平成25(2013)年12月18日、日本海時センターは日本・アジアと米国間のコンテナ貨物の荷動き動向(往航のみ、同年10月分)を発表した。

 これによると、10月の往航荷動き量は前年比8.6%増の125.9万TEUで、前年比5ヶ月連続で増加し、4ヶ月連続で120万TEU台を記録した。1〜10月の累計では前年同期比3.3%増の1,161.9万TEUとなった。

 国・地域別で見ると、前年比で増加したのは、中国積(81.7万TEU、9.5%増)、韓国積(6.4万TEU、2.0%増)、台湾積(4.8万TEU、2.8%増)、ASEAN地域(16.9万TEU、11.2%増)、南アジア地域(6.6万TEU、34.0%増)などであった。中でもASEAN積と南アジア積は過去最高の荷動き量を更新した。ASEAN積は、インドネシア積とベトナム積が単月過去最高の荷動き量となったことなどから全体で前年比7ヶ月連続の増加、南アジア積は、スリランカ積とインド積が単月過去最高の荷動き量となったことなどから全体で前年比2ヶ月ぶりの増加となった。

一方、前年比で減少したのは、日本積(5.6万TEU、3.4%減)、香港積(3.9万TEU、11.6%減)などであった。とりわけ日本積は「自動車部品」が前年比6ヶ月連続で減少したことや、「建設機械」が同3ヶ月連続で30%以上減少したことなどが影響した。

尚、集計は、日本、韓国、台湾、中国、香港、マカオの他、ASEANのうちシンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの8カ国、南アジアのインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュの4カ国、合計18カ国・地域を対象としている。

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投稿者:gotsuat 09:24| 物流事業者