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2013年12月11日

【流通】みはし 不燃性の立体壁面装飾パネル「3Dボード」を発売




 内外装華飾材の国内トップメーカー・みはしは、不燃性の立体壁面装飾パネル「3D(スリーディー)ボード」を開発、2013年12月2日より直販サイトを通じて本格販売した。

 今までにも好評だった紙パルプ製3Dボードの素材を、不燃材の石膏に変えて開発した。さまざまなパターンの模様を取りそろえ、スペースの広さや形状に合わせてパーツを自由に組み合わせて、継ぎ目のない彫刻装飾空間を創出することができる。また、パネル部分をスリムにして軽量化を実現した。

 昨今、インテリア装飾として人気の高いウェーブ模様の3Dボード。同社では、環境保護に配慮した植物繊維製の3Dボードを2011年4月にリリース。照明を当てて陰影を際立たせるとよりドラマチックな効果が得られるなどの魅力で、主力商品として人気を博しており、その後、カラーモデルも追加した。ただ、紙パルプ素材は、建築基準法により、多くの人が集まる特殊建築物や大規模な建築物では、内装(壁や天井)への使用に制限があり、イベント会場、ショールームやテレビ番組のセットなどでの一時使用、あるいは額縁等の小面積での利用といった用途に限られてきた。

 そこで今回、「不燃性が求められる壁全面などでも3D効果を味わいたい」とのユーザーの御要望に応えて開発したのが、パネルの主原料に不燃材である石膏を使用した新モデル。ガラス繊維を織り込んで強化した同製品は、表面がなめらかで固く、セラミックのような質感を持つ。ホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)などを全く含まない、無毒性の安全な材料。また、パターンのデザインも25種類と豊富で、パネル同士を組み合わせることで変化に富んだ空間が生まれる。接合部は、つなぎ目を見せずに、壁面全体を一体化した模様に仕上げることができる。無塗装品であるが、水性塗料などで好みの色に塗ることができる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:31| 流通