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2013年12月05日

【物流】トラック輸送情報 平成25(2013)年9月度



 平成25(2013)年12月3日、国土交通省は同年9月分のトラック輸送情報を公表した。

 これによると、特別積合せ貨物(調査対象24社)の輸送量は、前月比約186千トン増の5,194,439トン(前月比103.7 %、前年同月比106.0%)であった。また、宅配便貨物(調査対象14社)の取り扱い個数は、前月比約456千個減の約274,118千個 (前月比99.8 %、前年同月比102.6 %)であった。

 品目別に見ると、前月比では、多くの事業者が「農水産品」以外の全品目において輸送量が増加したと回答した。主な増加要因は、工場・生産地からの貨物増が「金属製品」、「機械」、「繊維工業品」、「日用品」で、倉庫からの貨物増が「化学工業品」であった。前年同月比では、多くの事業者が殆ど全ての品目で輸送量が増加したと回答した。増加要因は、工場・生産地からの貨物増が「金属製品」、「機械」、「化学工業品」、「繊維工業品」、「日用品」で、倉庫からの貨物増が「化学工業品」、「日用品」であった。

 一方、一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者782社、調査対象事業者数1,041社)の輸送量は、前月比と前年同月比ともに104.1%であった。地方運輸局別の管内輸送状況を見ると、近畿は対前月比100.3%、対前年同月比98.5%であった。品目別では、決算月の影響で需要が増加し、「食料工業品」、「機械」、「金属製品」の輸送量が増加したと回答する事業者があった。一方、夏季繁忙期の終息で飲料等「食料工業品」の輸送が減少したと回答する事業者があった。今後の輸送量は、次月はほぼ横ばい、それ以降は減少傾向となると見通しされている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:04| 行政関連