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2013年11月26日

【知識】国際航業 上下水道サービス強化に向け水道機工と業務提携




 グリーン・コミュニティの実現を目指す日本アジアグループ傘下の国際航業は、水道機工と、上下水道の効率的な維持管理サービス提供のため業務提携した。

 同業務提携は、国際航業が提供するGISやクラウド技術による管路維持管理及びソリューションと、水道機工が持つ浄水場を中心とした運転管理のノウハウを融合させるもので、上下水道事業体(自治体)のインフラの安全性確保や長寿命化、維持管理コストの合理化を実現する。

 国際航業は2013年6月1日にメタウォーター株式会社と上下水道事業のクラウドやGenavis シリーズを活用した「見える化」による維持管理及びソリューションの提供に関する業務提携を行っており、同業務提携によって、さらに包括的なサービス提供が可能となった。従来別々に委託管理されていた浄水場や処理場の運転管理と、管路維持管理を連携させることで、技術ノウハウを集約し、スマートな水運用による環境に配慮した低炭素型の水道サービスを実現する。また、将来にわたり水道事業の技術力を確保し、安全な水を効率的かつ持続的に供給し、防災・減災面からも強靭な上下水道事業経営を実現していく。

 国際航業は空間情報技術のフロントランナーとして、Genavis シリーズを提供しており、政令指定都市をはじめとする全国の事業体様で水道維持管理システムの運用管理を受託するほか、2013年3月にはベトナム社会主義人民共和国のトゥア・ティエン・フエ省水道公社から、水道施設維持管理システム構築の業務を受注するなど、国内外での管路維持管理に豊富な実績がある。また、水道機工は、浄水場向けの機械設備において多くの納入実績を保有し、特に浄水プロセスのトータル・エンジニアリング及びサービス・ソリューション力に強みがある。これからますます必要とされる官民連携による施設の整備・運営にも、総合力を活かして数多く取組んでいる。
 両社の提携により、ICT技術を活用したスマートな水運用を行い、持続可能な上下水道事業の運営に寄与できる体制を整え、官民連携へ取組んでいく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:54| 知識