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2013年11月12日

【環境】シャープ  使用済み薄型テレビから回収したプラスチックのリサイクル技術を開発

シャープは、使用済み薄型テレビから回収したプラスチック(PC+ABS樹脂※)を独自の手法によって新品材料と同等の特性に回復させるリサイクル技術を関西リサイクルシステムズ(以下:KRSC)と共同で開発した。

薄型テレビの筐体には、剛性や耐衝撃性、難燃性等の特性が高いプラスチックが使われており、それらは長期使用により特性が低下、従来のリサイクル技術では製品部材として再生利用することは困難であった。

同社は新たなリサイクル技術として、製造メーカーや使用年数が異なる薄型テレビのプラスチックから生成される再生材を新品と同等の特性に回復させる添加剤を開発した。平成25年(2013)年5月より、KRSCの工場において同技術を導入し、その再生材を同年11月に発売する同社製の車載用イオン発生機の部材に採用し販売する予定である。

※ PC+ABS樹脂
ポリカーボネートとアクリロニトル・ブタジエン・スチレンを混合した樹脂材料

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:50| 企業の取り組み 【機関別】