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2013年10月01日

【環境】トッパン・フォームズ 紙コンテナで大型重量物を循環輸送



トッパン・フォームズは、企業間で行われる大型重量物の輸送(重量数百キログラムのロール状フィルムなど)を効率的に循環させるための紙製折りたたみ式梱包資材の販売を平成25(2013)年9月25日より開始した。

段ボールの約6倍の強度を持たせた板紙を使い100回以上の再利用が可能な「紙コンテナ」の技術を応用することで、簡単に組み立て・折りたたみができ、従来のワンウェイ方式に比べ物流のトータルコストを最大で50%低減、環境負荷も同70%改善することが可能。
通常、大型重量物の輸送は対象物を木製の構造物に固定したうえ、段ボール箱を手作業で組み立て、包装する。

また、基本的にワンウェイの物流で対応している場合が多く、送り側は、大量の段ボール箱の在庫が必要で、さらにそれらを種類ごとに保管する必要があった。

一方受け手側は受領後、大きな段ボール箱の解体・分別作業が必要となる。折りたたむことで容積を10分の1にできる「紙コンテナ」であれば梱包資材コストと組立作業時間の短縮、静脈(回収)物流のコストダウンや保管スペースの大幅圧縮が可能となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:06| 企業の取り組み 【機関別】