<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2013年08月26日

【流通】東京急行電鉄など、広告とデジタルコンテンツを連携させるサービス提供を開始



 東急電鉄と東急エージェンシーは、リコーが開発したクラウドサービス「Clickable Paper」およびスマートデバイス対応無料アプリ「RICOH TAMAGO Clicker」(以下、「TAMAGO Clicker」)を活用し、広告とデジタルコンテンツを連携させるサービス提供を開始した。

 「Clickable Paper」とは、画像認識システムを用いたクラウドサービスで、「TAMAGO Clicker」アプリから対象となる雑誌の誌面やポスターなどの画像を撮影すると、撮影箇所に関連するリンク先(webサイト、電話、地図、動画など)が自動的に読み込まれる。このサービスを活用することにより、広告からデジタルコンテンツへの誘導を促進させ、アクセス状況などの分析により詳細な効果測定が可能となり、商品やブランドのPRだけでなく、購買への誘導やマーケティングデータの収集なども行うことができる。

 東急電鉄と東急エージェンシーは、両者が展開する広告ブランドである「TOKYU OOH」と「Clickable Paper」を連携させたサービスの第1弾として、東横線・田園都市線渋谷駅で公益財団法人日本バドミントン協会主催のバドミントン国際大会「YONEX OPEN JAPAN 2013」開催告知の駅ばりポスターの掲出を開始した。「TAMAGO Clicker」アプリを起動してカメラで撮影することで、同大会ホームページを通じて大会情報等を確認することができる。

 2013年秋には、東急電鉄が発行する沿線情報のフリーペーパー「SALUS(サルース)」の誌面を活用し、「Clickable Paper」で同誌とスマートフォンを連携させ、購買サイトまで誘導する広告を予定しているほか、バス停看板やデジタルサイネージへの展開も見据えている。
ビスを提供していきます。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:41| 流通