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2013年08月07日

【物流】国交省 国際コンテナ戦略港湾政策推進委員会の第2回会合を開催


 平成25(2013)年7月31日、国土交通省は国際コンテナ戦略港湾政策推進委員会の第2回会合を開いた。同会合では、前回委員会で出た意見と、今回委員会に先立って行った特例港湾運営会社、港湾管理者、港湾関係団体等からのヒアリングの結果に基づいた「中間とりまとめの骨子案」について議論した。

 骨子案は、「基本的な取り組み姿勢」と「個別施策」で構成され、「個別施策」では「集荷」「創荷」「港の競争力強化」を記載した。会合では、案で示した取組の方向性が概ね了承され、その後意見交換が行われた。

 「基本的な取り組み姿勢」については、政策での数値目標を立て、期日・実施項目・実施方法などの計画を明確にし、取組を迅速に進めて開始するよう求める意見が出た。

 「個別施策」の中の「集荷・創荷」については、企業誘致も含めた創荷施策に取り組んでいるドバイ港のような事例を参考にしたり、日本でのトランシップ貨物の増加施策を検討すべきと意見があった。「港の競争力強化」についても、港湾運営会社への民間出資を3割にする基準を撤廃または緩和すべきとした声があった。

 今後は、同年8月5日に臨時の委員会を開催し、8月20日に予定している第3回委員会にて中間とりまとめを得ることを目指す。

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投稿者:gotsuat 09:06| 行政関連