<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2013年07月19日

【環境】NEC ネポンと展開する農業クラウドサービスを強化し水やりの制御機能を追加


 NECは、温室用温風暖房機のネポンと、農業の生産性向上や農産物の品質改善に貢献する農業ICTクラウドサービス「アグリネット(ネポンブランド名)」の強化を行い、あらかじめ設定したスケジュールにあわせてハウス内に設置した水やり装置の最適制御を行う機能を追加し、平成25(2013)年7月11日に提供を始めた。

 強化されたアグリネットは、ハウス内の水が出るチューブを何時から何時までどのような間隔で作動させるか、どのくらいの時間水をやるかなど、灌水の詳細設定を1日48パターンまで可能にし、水分量が作物にとって最適になるようにコントロールする。過去に実施した実績もパソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)で確認できる。従来の水やり装置は、1台の灌水制御盤で給水システム8バルブ(弁)までが一般的だが、32バルブまで対応して大規模できめ細かな制御を実現し、これまでのハウスごとの水やり制御設定と異なり、生産者がパソコンによる遠隔での設定と状況監視ができ、複数ハウスの制御の一元管理が可能となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:02| 企業の取り組み 【機関別】