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2013年07月10日

【環境】カネカ 蓄熱量を倍増させた潜熱蓄熱材をグループ会社より発売開始


 カネカは、従来品に比べ蓄熱量を倍増させた潜熱蓄熱材※を、子会社である玉井化成にて開発し2013年7月より販売開始すると発表した。同蓄熱材を断熱性能の有する発泡スチロール製容器と組み合わせた温度管理輸送容器へ使用することで、15度〜25度の範囲の温度帯にて維持できる時間を約2倍の約150時間(従来:約80時間)に伸ばすことが可能となった。

 同社は、医療・医薬分野を中心とした温度管理を伴う輸送に対して、同蓄熱材を利用した温度管理輸送容器を任意のパッケージサイズにて提供することで、従来のリーファーコンテナや定温管理できる輸送車による輸送から、ドライコンテナ、ドライ車による輸送が可能となることにより物流費のコストダウンが見込めるとしている。 

※潜熱蓄熱材・・・物質の相変態(固体⇔液体)時の潜熱(放出/吸収される熱エネルギー)を利用した材料

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:13| 環境配慮型施設・設備導入【取り組み内容別】