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2013年06月21日

【流通】タニタ 野菜の目標量と摂取量を表示できるデジタルクッキングスケールを発売


 健康をはかるリーディングカンパニーであるタニタは、日々の野菜摂取量を促進させるデジタルクッキングスケール「KD−199」を2013年7月10日に発売する。調理用はかりとしてだけでなく、野菜の目標量と摂取量を表示する機能を盛り込んだ。最大計量は2kgで、最小表示は0.5g(1000gまで)。カラーは野菜をイメージしたレッド、オレンジ、グリーンの3色。価格はオープンで、美容、健康のために野菜を摂ることを心掛けている20代−40代の女性をメーンターゲットに、年間3万台の販売を計画している。

 健康、美容のために積極的に野菜を摂ろうという意識の高まりは、年々増えているが、厚生労働省「健康日本21」(第2次)によると、成人における一日の野菜摂取目標が350gに対して、野菜摂取量の平均値は282gにとどまっている。野菜を摂ったほうが良いという潜在意識は高まっているものの、実際には日頃の食生活の中で、半数以上の生活者が野菜不足を感じている。特に20代から40代の野菜不足の認識については、7割の生活者は野菜不足気味であったり、野菜は不足していないとしていたり、自身の野菜摂取量の認識が曖昧である。

 野菜不足解消のためには、野菜をきちんとはかって食べる習慣を身につけることが大切である。「KD−199」は家族の人数と野菜摂取レベルを入力すると摂取目標量を自動で計算し表示する。これにより、現在の使用量と目標量の差を表示し、目標達成までに、あと何グラム野菜を使用すればいいのか、視覚的にわかる。

 サイズは縦196×横130×厚さ29mm。表示は文字高22mmの大型液晶画面を採用し、計量皿は取り外して洗えるすべりにくいシリコンカバー付き、そのカバーを裏返せばパスタの計量にも使用でき、収納式スライドフックを備えるなど、使い勝手にも配慮した。ポップな野菜のデザインを全面に施し、デザイン面にもこだわっている。また、目標を達成すると表示画面にごほうび表示がされるなど調理のモチベーションを高める機能も搭載している。


※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:26| 流通