<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2013年06月24日

【知識】京大とダイキン 組織対応型包括連携協定を締結



 京都大学とダイキンは、2013年6月21日付で、組織対応型包括連携協定を締結する。この協定により設置される「DKイノベーションプログラム」は、ダイキン工業が従来から技術開発やその事業化に取り組んできた「空間(空気、環境)とエネルギー」分野における、10年後、20年後の世界の姿を見据えた、新しい社会的価値テーマ創出、およびこれを受けた共同研究等の創成を目標とするもので、社会や経済に寄与するイノベーション創出につながることを目指している。同協定の期間は3年である。

 同プログラムにおいて、京都大学側は、産官学連携本部を窓口とし、学際融合教育研究推進センター、学術研究支援室(URA組織)などによる実施体制を設ける。従来の共同研究では一般的に理・工・農・医学等の研究者だけが対象でしたが、今回は文系研究者にも積極的に参加を求め、オール京大の研究資源を結集して新たな研究ユニットを設立する。また、可能な範囲で学生の参画も検討している。

 同プログラムのダイキン工業側の実施体制は、テクノロジー・イノベーションセンター設立準備室が窓口となり、研究開発部門、製造部門、営業部門、人事部門、企画部門等が適時参画する。

 同プログラムは、オール京大とオールダイキンの連携であり、イノベーション創出につながる新しい産学連携のモデルケースとなることを期待している。


※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:37| 知識