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2013年06月20日

【物流】平成25(2013)年5月末の内航海運における輸送動向調査結果


日本内航海運組合総連合会は、平成25(2013)年5月末の内航海運における輸送動向調査結果を発表した。

 同調査は、低迷する内航海運の実態を把握する目的で毎月末に行われているものであり、調査対象は内航海運の貨物船・油送船の元請オペレータ上位50社+α(内航輸送量全体の80%以上を占める)である。なお、今回の調査より速報値から実績値へデータ内容を変更して発表している。

 これによると、同年4月(実績値)における貨物船の輸送量は17,145千トンとなり、前年同月比101%で前年をわずかに上回っている。輸送主要品目別の前年同月比は、鉄鋼が88%、原料(石灰石等)が114%、雑貨が99%、自動車が95%、セメントが107%となった。復興需要や民需などの高まりから、原料(石灰石)およびセメントの輸送量は、前年同月比で増加している。

 また、同年4月(実績値)における油送船の輸送量は、10,253千klとなり、前年同月比92%で前年を下回っている。輸送品目別の前年同月比は、黒油が81%、白油が98%、ケミカルが100%、特タン船が91%となっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:20| 物流事業者