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2013年06月13日

【物流】国交省 横浜港における『コンテナ搬出入予約制』のプレ実証実験の実施を発表


 平成25(2013)年6月10日、国交省は横浜港において、『コンテナ搬出入予約制』の導入に向けたプレ実証実験を行うと発表した。

 国交省は、国際コンテナ戦略港湾である京浜港で国際競争力の強化と背後圏物流の高度化に向けた取り組みを進めているが、コンテナターミナルの周辺では国際海上コンテナ輸送車両の渋滞が恒常的に発生しており、早急な対策が求められている。

 コンテナターミナル周辺の渋滞解消対策については、これまでも、コンテナターミナルの容量拡大・処理能力向上、ゲート前のウェブカメラ映像の提供等の取組みを総合的に進めてきているが、今般、IT を活用した効率的なコンテナ搬出入の実現を目指して実験を行うこととなった。

 この実験の目的は、予約制の制度設計の検討に必要な基礎データの収集である。実施場所は本牧ふ頭BCコンテナターミナル(BC2)、南本牧ふ頭MC-1、2コンテナターミナルの2箇所であり、実施機関は平成25年7月4日(木)〜7月31日(水)を予定している。今後の予定は、平成25年度に予約制の制度設計の検討・同実証実験の実施(2〜3月頃)、平成26年度に予約システムの構築、平成27年度から試験運用(1年程度)を経て、本格運用としている。

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投稿者:gotsuat 09:12| 行政関連