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2013年06月12日

【流通】大和ハウスグループ 大阪マルビル6階までの壁面緑化工事が完成


 大和ハウスグループと建築家 安藤忠雄氏は、協働で日本初の円筒形超高層ビル“大阪マルビル”の1階から6階(地上約30m)までの壁面緑化工事を2013年1月5日より進めてきたが、2013年6月6日、工事が完成し、大阪マルビル緑化プロジェクト「都市の大樹(たいじゅ)」を始動することとなった。

 「都市の大樹」は、大阪マルビルを大木に見立て、ツルや蔦などで壁面を覆い、大阪の新たなシンボルにしようと企画されたプロジェクト。同社グループが安藤忠雄氏の呼びかけに賛同し、実施することとなった。
 これまで大阪の情報発信基地として人々に親しまれてきた大阪マルビルに、壁面緑化という新たな魅力を加え、一般の利用者が「都市のなかの自然を楽しむ場所」として利用できるスペースとした。

 1階屋外スペースは、「大阪マルビル 緑のテラス」として大和リースが「日本野(にっぽんの)」(※1)をキーワードに、四季を彩る様々な植物を植樹した。また、1階から6階のビル壁面は、ツルや蔦で覆った。

 同プロジェクトは、大阪府が進める「みどりの風を感じる大都市・大阪」(※2)実現のための企業協力に加え、同社グループの環境緑化のシンボルとして、また環境技術のショールームとして活用するとともに、さらに、同社グループ全役職員の“成長と夢”を感じさせるシンボルタワーとしても位置付けている。「都市の大樹」は、大和ハウスグループの壮大な夢をのせて、これからも進化・成長し続けていく。

 ※1.失われつつある日本らしい都市の景観を緑によりリ・デザインすることを目的に、大和リース等が進めるプロジェクト。
 ※2.みどりを増やすことを通じて、都市の魅力を高めるとともに、ヒートアイランド現象の緩和など都市環境の改善を図るために大阪府が取り組んでいる事業。


●ポイント
 1.大阪マルビルの1階から6階の壁面(1,000m2)を緑化する壮大なプロジェクト
 2.1階には巨大な緑の壁(全長16m・高さ2.5m・40m2)を設置
 3.巨大な緑の壁の裏面には、左官・挾土秀平氏による土壁の設え


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投稿者:gotsuat 09:25| 流通