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2013年06月06日

【知識】NRIセキュアとデジタルアーツ セキュリティソフトウェア事業の強化で業務提携


 NRIセキュアテクノロジーズはデジタルアーツと、セキュリティソフトウェア事業における戦略的業務提携に合意した。

 昨今、企業におけるメールやファイルの誤送信による情報漏えいが頻発しており、強固な対策が求められている。そこで、NRIセキュアとデジタルアーツが、セキュリティソフトウェア事業において包括的な協業体制を構築することで、両社の製品・サービスの連携・強化が可能となり、新たなメールセキュリティソリューションの提供が実現する。また、NRIセキュアからデジタルアーツへの一部事業移管、製品販売等の連携の他、今後、新たな製品の共同企画・開発を行う。

 NRIセキュアとデジタルアーツが合意した業務提携の内容は、以下のとおり。


■両社製品の機能強化と、連携ソリューションの共同企画・開発
 NRIセキュアは、デジタルアーツと、これまで培ってきた電子メールに関するセキュリティ製品やサービスのノウハウを生かし、両社の持つ製品の機能強化や連携に向けた共同企画・開発を行う。
 この第一弾として、両社は、セキュアファイル転送/ファイル送信サービス「クリプト便」と、デジタルアーツの電子メールフィルタリングソフトウェア「m−FILTER(エムフィルター)」との連携機能の開発を行う。同機能は、グローバルに展開する企業を中心にニーズの高い、電子メールの添付ファイルからの情報漏えい対策ソリューションとして、2013年度下期に提供予定。また、NRIセキュアの電子メール監査ツール「SecureCube/Mail Check(セキュアキューブ メールチェック)」と「m−FILTER」の企画・開発において、技術連携を行う。


■メールセキュリティソフトウェアの製品ラインアップの一本化と、共同での市場開拓
 NRIセキュアは、電子メール誤送信防止ソリューション「SecureCube/Mail Adviser(セキュアキューブ メールアドバイザー)」及び情報資産の識別・整理ソリューション「SecureCube/Labeling(セキュアキューブ ラベリング)」の2件のソフトウェア製品をデジタルアーツへ譲渡し、両社共同で市場開拓を推進する。「m−FILTER」と「SecureCube/Mail Adviser」の販売を一本化することで、幅広い顧客ニーズへの対応が可能になる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識