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2013年05月17日

【物流】平成25年4月度 JR貨物輸送実績





 日本貨物鉄道は平成25年(2013年)5月15日、4月度(平成25年)の輸送実績を発表した。これによると、コンテナ貨物の輸送量は、前年同月比101.7%の1,776,000トン、車扱は102.3%の706,000トンであった。

 コンテナ貨物は、自動車部品と化学薬品などが前年を下回ったが、積合せ貨物、紙・パルプ等が前年を上回り、全体では増加となった。自動車部品は国内での需要が減少、化学薬品は一部顧客の輸送中止が影響し、各々減送となった模様。一方、積合せ貨物は一部顧客の専用列車の開始などが寄与、紙・パルプは震災により被災した生産拠点の復旧により、各々増送となった。
 
 車扱貨物は、一部区間での輸送終了により石油が前年を下回ったが、前年の工場の定期修理などの反動によりセメント・石灰石などが各々増送となった。

 輸送概況としては、大型低気圧の接近などによる輸送障害と淡路島地震の影響を受け運転規制が生じ、月全体で高速貨が132本、専貨が2本の運休となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者