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2013年04月18日

【知識】日本マイクロソフト クラウドOS「Microsoft Windows Azure」の機能拡張とパートナー連携強化



 日本マイクロソフトは、「クラウドOS」の中核サービスである、「Microsoft Windows Azure」の機能拡張とパートナー連携の強化を発表した。

 マイクロソフトは、米国時間2013年4月16日より、パブリッククラウドサービスであるWindows Azureの「インフラストラクチャ サービス」の正式な運用を開始した。インフラストラクチャ サービスには2012年からプレビュー版として提供していた、ユーザーがハードウェアやネットワークなどのインフラをインターネット上のサービスとして利用できるIaaSの「Windows Azure 仮想マシン」や、企業などのイントラネットとWindows Azureをより安全に接続する「Windows Azure 仮想ネットワーク」などが含まれる。今回の機能拡張により、企業・団体などのユーザーが、Windows Azureをより幅広い用途で利用しやすくなったことから、日本マイクロソフトでは、Windows Azureの料金の値下げやパートナー支援プログラムの拡充なども併せて実施し、パートナー企業とともに、既存システムなどのクラウド化をより一層発展させる。

 2010年2月に商用サービスを開始したWindows Azureでは、これまでPaaSを中心に提供してきたことから、初期投資を抑えて新規事業やプロジェクトを立ち上げる際のインフラとしての利用や、Webページへの短期間のアクセス集中に備えた利用などの用途で多く活用されてきた。今回新たにIaaSの提供が開始されたことで、企業や団体の既存システムやパッケージソフト等をWindows Azure上で展開することが容易になり、企業・団体におけるクラウドの活用・移行が、今後さらに加速することが期待される。国内45社のパートナー企業が、Windows Azure 仮想マシン/仮想ネットワークへの対応を表明している。


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投稿者:gotsuat 09:40| 知識