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2013年04月15日

【知識】アルビオン 東京農業大と新規有用性植物の実用化で包括連携



 化粧品メーカーのアルビオンは東京農業大学生物産業学部と新規有用性植物の探索や有効成分の分析、肌への効果効能の研究、応用、実用化を目指すために包括連携協定を結んだことを発表した。

 アルビオンは化粧品のあらゆる可能性を広げるだけでなく、科学的な裏づけを行ないたいという思いから、産学連携を積極化している。また、東京農業大学 生物産業学部の食品香粧学科においても香粧品に関する知識と経験を産業界に求めており、それがきっかけとなって、2011年よりヨモギの成分と機能性に関する共同研究を開始した。
 また、同社研究部部長による化粧学に関する講演を行なうなど、徐々に交流が深まり、同学部の「原料の生産から加工、流通まで」というアルビオンにも共通するモットーを持っていることから、人的あるいは物的交流を深めることで、両者の更なる発展が期待できるとの認識で一致し、今回の連携協定に至った。

 人的交流による共同研究の拡大や、アルビオンからの講演会の実施、東京農業大学に寄付講座を設けることなどを計画している。また、秋田県にある当社の白神研究所で栽培されたヨモギの有効成分の研究を行い、研究成果を商品へ反映させる予定である。日本のみならず、海外まで広く植物の探索を行ない、まだ実用化されていない有効成分の開拓を行なっていく。



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投稿者:gotsuat 09:39| 知識