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2013年03月25日

【アジア】石油資源開発と三菱商事 インドネシア・カンゲアン鉱区で原油累計生産量1千万バレル達成


 石油資源及び三菱商事が共同で参画しているインドネシア東ジャワ海上のカンゲアン鉱区では、2012年5月26日に同鉱区内のテランガス田の商業生産を開始したが、同ガス田はその後順調に生産を続け、今回原油換算累計生産量が1千万バレルに到達した。

 また、同生産記録達成と合わせ、石油資源及び三菱商事の両社が2007年5月に本鉱区に参加して以降、同鉱区内の4油ガス田(パゲルンガンガス田、スパンジャン油田、PUO油田及びテランガス田)からの原油換算累計生産量が2千万バレルを超えたことを記念し、同鉱区を操業するカンゲアン・エナジー・インドネシア社は2月27日、インドネシア石油ガス上流事業実行特別部局ルディ・ルビアンディニ長官を始めとする関係者を招待し、ジャカルタ市において記念式典を開催した。

 テランガス田は、バリ島北方90kmの海域(水深90m)に位置するガス田であり、テラン・シラスン・バトゥールの3つのガス田の集合体であるTSBガス田の一部である。水平坑を含む生産井4坑から、生産開始以来、平均で日産2億4千万立方フィート(原油換算で日産約4万バレル)のガスを順調に生産し、生産開始から8ヶ月で1千万バレル達成となった。

 同ガス田から生産される天然ガスは、洋上生産設備(FPU)にて処理された後、東ジャワ天然ガスパイプラインを経て、東ジャワ州スラバヤ市近郊の国営電力会社や肥料工場などに販売され、天然ガス需要増加が著しい同地域への安定供給並びに経済発展に貢献している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:42| アジア