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2013年03月06日

【知識】伊藤忠商事 エネルギーマネジメント事業展開の環境経営戦略総研と資本・業務提携



 伊藤忠商事は、エネルギーマネジメント事業を展開する環境経営戦略総研に資本参加した。

 環境経営戦略総研は、全国の有力スーパーマーケットやドラッグストア、アミューズメント企業等、主に流通小売業等の多店舗チェーン企業を対象として、全国で4,400事業所を超える顧客(2012年12月時点)を保有し、省エネ(電力見える化システム)・創エネ(太陽光発電システム)・蓄エネ(蓄電システム)の三本柱からなる総合的なエネルギーマネージメント事業を展開している。また、同社は、4電力会社(東京電力、関西電力、九州電力、北海道電力)とアグリゲーターとしてのビジネスアライアンス契約を締結しており、電力ピークの需要抑制(デマンドレスポンス)にも取り組んでいる。

 伊藤忠商事は、2009年より「ecoFORTE(エコフォルテ)」というブランドネームのもと、ITを活用したエネルギー管理システムやスマート街路灯などスマートITインフラ事業を展開している。

 今回の資本参加を通じて、まずは、環境経営戦略総研の顧客を対象に、伊藤忠商事が開発したエネルギー管理システム(ecoFORTE EMS)を提案していく。これにより顧客が持つ空調・照明設備等の電力の見える化や自動運転制御を実現し、顧客の節電に貢献する。また、環境経営戦略総研やその提携先の電力会社と協力し、実用性の高いデマンドレスポンスサービスの開発、創エネや蓄エネを組み合わせた電力利用最適化ソリューションの提供を目指していく。

 伊藤忠商事は今回の提携により、以前より取り組んでいるITを活用したエネルギー及びスマートITインフラ事業を更に強化し、環境配慮型ビジネスの推進を加速していく。


※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:14| 環境