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2013年02月20日

【物流】JR貨物 隅田川駅リニューアルでコンテナ輸送力増強


JR貨物は、鉄道コンテナ輸送の東京−北海道・東北方面を結ぶ玄関口である隅田川駅が国の助成を受け、平成21(2009)年度から着手していた「隅田川駅鉄道貨物輸送力増強事業」が竣工したことを発表した。同事業は、国からの補助を含めた約46億円の費用をかけ、京葉臨海鉄道株式会社を事業主体として進められてきたものであり、平成25(2013)年3月16日のダイヤ改正と同時に供用開始となる。

工事内容として、隅田川駅構内では着発線、荷役線の延伸、コンテナホームの拡幅・延伸、機関車留置機能の整備を進めてきた。竣工の効果は以下の通り。

・ 着発線、荷役線の延伸…国鉄時代に作られた青函連絡船航送の編成両数に対応した配線(着発線、荷役線)を、現在の標準の編成両数に対応した長さとし、年間約22万トンの輸送力の増強
・ コンテナホームの拡幅・延伸…近年取扱量が増加している大型コンテナ(31ft、20ft、ISOタイプ)の取扱列車の拡大
・ 機関車留置機能の整備…輸送障害時に柔軟な機関車運用が可能
・ モーダルシフトによる環境負荷の改善…年間約3.3万トンのCO2削減

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投稿者:gotsuat 09:49| 物流事業者