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2013年01月18日

【流通】クラレクラフレックス 動物用の自着性伸縮包帯<クラシール>発売

クラレクラフレックスは、高機能不織布<フレクスター>を使用した動物用の自着性伸縮包帯<クラシール>を開発し、2013年1月21日に発売する。クラシールは共立製薬の販路を通じて、全国の動物病院に販売される。

動物治療用包帯には、粘着剤を使用した自着性伸縮包帯が多く使用されている。粘着剤付自着性包帯に動物の体毛が絡みつくため、巻き直しが難しく、また包帯の切断にハサミなどが必要であり、獣医師による治療時の不便さ解消が求められていた。クラレクラフレックスは2008年、人体用に粘着剤不使用の自着性伸縮包帯を開発。この技術を動物に応用するため、動物病院で1年以上にわたる臨床試験を実施した。動物にとって負担が軽くなるだけでなく、獣医師にとっても手で切りやすく、巻きやすいなど利便性向上の面で高い評価が得られたため、市場展開を開始する。


クラシールは、高機能不織布<フレクスター>を使用することにより、下記の特長を実現した。

(1)粘着剤を使用しておらず、動物の毛が絡みつきにくい。巻き直しも簡単にできる
(2)自着性(繊維どうしがくっつく性能)を有し、粘着テープ等を使わず固定できる
(3)ハサミなどを使わず、簡単に切ることができる
(4)従来の自着性伸縮包帯に比べて、圧着性(ズレにくさ)に優れる
(5)クッション性を有し、ガーゼの上に直接使用できる
(従来はガーゼと包帯の間にクッション材を使用)
(6)柔らかな肌触り、優れた通気性を有し、患部をやさしく保護する
(7)濡れても縮まない

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 流通