<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2012年12月19日

【流通】快適な睡眠環境と睡眠状態を「見える化」を実現した「安眠ルーム」

藤田観光、タニタ、デラエアアロマジャパンの4社は共同で、快適な睡眠環境を提供するとともに睡眠状態を「見える化」する次世代型「安眠ルーム」を開発した。「安眠プラン」として、藤田観光が運営するホテルグレイスリー銀座、ホテルグレイスリー田町で2012年12月15日から提供を開始した。健康志向の高いビジネスパーソンをメーンターゲットに、質の高い安眠サービスを提供する。

日本人の5人に1人、約2000万人が何らかの睡眠障害を抱えているといわれる現在、「睡眠の質」を高めることは、健康を維持する上で重要なファクターといえる。特に日々様々なストレスにさらされているビジネスパーソンにとって、快適な睡眠環境の獲得は大きなテーマであり、出張などでホテルを利用する際、その選定基準の一つとなっている。

今回開発した「安眠ルーム」は、ホテルグレイスリーが備えている高いホスピタリティーと機能性に加え、エアアロマジャパンの「アロバランス」、デラのヒーリング音楽「メンタルフィジックシリーズ」を付加することで、より眠りやすい空間を創出する。「アロバランス」は、オーストラリアの州立大学の脳神経研究チームが開発した天然由来のアロマオイルで、ストレス時に活性化する交感神経の活動を抑制する。また、「メンタルフィジックシリーズ」は「究極の眠れるCD」を使用。自然音を中心とした穏やかな旋律となっており、「1/f(エフブンノイチ)ゆらぎ」の効果で心地よい眠りへと誘導する。同時に、宿泊時の睡眠状態をタニタの睡眠計「スリープスキャン」で計測。インターネット上の特設サイトにアクセスすることで、宿泊時の睡眠点数、睡眠グラフのほか、快眠アドバイスなども見ることができる。宿泊時の睡眠状態を科学的に分析した結果を提示することで、主観だけでなく、客観的にも満足できる安眠環境を提供する。

ホテル業界では消費者ニーズの多様化や価格競争の激化などを背景に、きめ細やかなサービスの提供はもちろん、いかに付加価値を高めていくかがポイントとなっている。4社が共同開発した次世代型「安眠ルーム」は、科学的なエビデンスに基づく環境を、部屋の大幅な改装を行わなくても構築できる。さらに宿泊時の睡眠状態が分かるという、全く新しいスタイルの宿泊プランをリーズナブルな価格で提供することで他のホテルとの差別化を図るとともに、利用者の健康増進に貢献したいとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 流通