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2012年11月27日

【物流】陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策検討会

厚生労働省は、陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策検討会を立ち上げた。

労働災害の発生件数は長期的に減少傾向にあり、全産業における休業4日以上の死傷労働災害は平成元年の217,800人から平成23年は111,349人まで減少している。

一方、陸上貨物運送事業における労働災害は、同期間において約13,000人から約17,000人の間で推移している。また、全産業に占める陸上貨物運送事業の労働災害の割合は平成元年7.9%から平成23年は12.2%に増加している。

陸上貨物運送事業の労働災害の内訳は、交通事故は全体の7%であるのに対し、荷役作業時における労働災害は約70%を占めている。また、荷役作業時の労働災害の約70%が荷主先で発生している。

こうした状況を背景に同検討会において、陸上貨物運送事業の荷役作業時における労働災害の防止対策について技術的な検討を行うと同時に、これら対策を実行あるものとするための荷主と陸上貨物運送事業者間の連携、役割分担のあり方等についても併せて検討を行い報告書にとりまとめることを目的としている。

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投稿者:gotsuat 09:50| 行政関連