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2012年11月16日

【物流】JR貨物 輸送動向(平成24年10月分)

日本貨物鉄道(JR貨物)は、平成24(2012)年10月分の輸送動向を公表した。

同月は、上旬の台風17号の上陸に伴う輸送障害により、月全体で高速貨22本が運休となった。

主力のコンテナ貨物は、農産品・青果物が前年を下回ったが、その他の紙・パルプ、エコ関連物資等全ての品目が前年を上回り、全体では1,907千トン(対前年105.2%)となった。増加トン数が最も多い紙・パルプは、前年の震災による出荷減の反動で、大きく増送した。なお、震災により被災した石巻港駅は9日に鉄道輸送を再開。これによって全ての駅で貨物の引受けを再開した。

車扱貨物では、石油が一部区間での輸送終了となったことに加えて需要の減少も重なり、前年を下回ったが、セメント・石灰石等が前年の台風12号に伴う路線不通の反動で増送となり、全体では762千トン(対前年100.6%)となった。

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投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者