<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2012年11月16日

【流通】フジタ CO2発生量を常時監視する『CO2モニタリングシステムFCMS』を開発

フジタは建設工事中に発生する二酸化炭素(CO2)量を簡単に常時計測できる『CO2モニタリングステム(FCMS)(Fujita CO2 Monitoring System)』を開発した。CO2の発生源となる重機等の燃料を計測する装置を対象機器に取付け、作業所に設置したモニタリングユニットから直接インターネット経由で計測データを常時クラウドサーバーに蓄積する。また現場で消費する電力についても常時計測し、同様にサーバーでデータを蓄積する。今回都内建築作業所と神奈川県内土木作業所にシステムを導入し、効果を実証した。同システムを利用すれば、各作業所単位だけでなく特定地域の施工現場のCO2発生量を常時把握することができ、各種省エネ活動の効果を判定し更なる対策策定にも効果がある。また、運転中の重機オペレーターがCO2の発生量を常時モニターで把握できることにより、作業所全体の省エネ意識向上を図ることができる。

今後の開発としては、アイドリングストップ警報、燃料過大消費警報等の開発を進めるとともに、これらのシステムの活用でCO2削減効果を高めていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 流通