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2012年11月14日

【流通】トヨタ自動車 駐車場内での衝突事故被害軽減に寄与する技術を開発

トヨタ自動車は、モビリティ社会の究極の願いである「交通死傷者ゼロ」に貢献する安全への取り組みの一環として、クリアランスソナーによって障害物を認識した場合、急発進による衝突時の被害軽減に寄与する「インテリジェント クリアランス ソナー(Intelligent Clearance Sonar)(※1)」を開発した。あわせて、万一の通常とは異なるシフト操作時に、急発進の抑制や衝突時の被害軽減に寄与する「ドライブ スタート コントロール(Drive−Start Control)(※1)」を開発し、今後発表する新型車に採用していく。

近年、ペダル踏み間違い事故は年間7,000件程度で推移しており、特に駐車場内などで発生している(※2)。トヨタ自動車は様々な運転操作にも配慮し、万一アクセルペダルやシフト操作を誤って急発進した場合でも、さらなる安心を提供する。

トヨタ自動車は、モビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロの実現」に貢献するため、安全技術・車両開発の方向性を示す「統合安全コンセプト」(※3)に基づき、車両に搭載された個々の安全装備・システムを研究・開発し、「より安全な車両・技術開発」に邁進するとともに、「交通環境整備への参画」「人に対する交通安全啓発活動」を通じ、交通安全への幅広い取り組みを強化していく。


※1:道路状況、天候、車両状態によっては性能が発揮できないことがある
※2:出典:交通事故総合分析センター イタルダインフォメーションNo.86
※3:統合安全コンセプト
車両に搭載された個々の安全技術・システムを独立で考えるのではなく、連携を図り、全てのステージにおいて、最適なドライバー支援を追求していくという考え方

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 流通