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2012年11月13日

【物流】JR貨物 平成24年度中間決算概要を公表

JR貨物は、平成24(2012)年度の中間決算概要を公表した。

これによると、同年度上半期は、台風4号、17号の上陸等の自然災害や4月、9月に発生した江差線の列車脱線事故等により、822本が運休した。東日本大震災からの復興・復旧については、9月7日に仙台地区からの石油輸送が復活し、これにより被災した臨海鉄道のすべての貨物駅が営業を再開した。

コンテナ輸送については、全体で1,001万トン(対前中間期108.6%、79万トン増)となった。ほとんど全ての品目が前年を上回り、主に紙・パルプ、自動車部品、災害廃棄物等が増加した。車扱は、一部区間での石油輸送終了等により、398万トン(同94.2%、24万トン減)となった。輸送量合計では、1,400万トン(同104.1%、54万トン増)となり、運輸収入は543億円(同103.7%、19億円増)となった。

JR貨物は、海外経済の減速による景気停滞への影響や、エコカー補助金終了による自動車部品輸送への影響等、下期も厳しい状況が続くと想定されるとし、安全・安定輸送の徹底やコンテナ輸送品質の向上、汎用31フィートコンテナの投入による商品ラインナップの充実等を行い計画達成へ向け取り組むとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:54| 物流事業者