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2012年11月06日

【物流】最低車両台数・適正運賃収受WG 報告書まとめ

国土交通省(国交省)の「トラック産業の将来ビジョンに関する検討会」の下に設置された「最低車両台数・適正運賃収受ワーキンググループ(WG)」は、平成24年(2012)10月25日、報告書を取りまとめ公表した。

同WGは、「トラック産業の将来ビジョンに関する検討会」の下に、平成22(2010)年10月に設置され、これまで7回にわたり、有識者、経済団体、トラック業界、労働組合等の参画の下、検討を行ってきた。

論点の1つである、最低車両台数のあり方については、「最低車両台数規制(5両以上)は、直ちに基準を引き上げる状況にはないが、保有車両台数の多寡にかかわらず不適格な者を市場に参入させないことが重要であり、新規参入許可時の適合性を厳格にチェックする必要がある。」とまとめた。また、新規参入時における事前チェックについては、「運行管理者や安全措置をはじめとして現行の許可基準や運用につき、さらに強化策を検討すべきである」としている。

今後は、早期にトラック業界を含めた新たな作業部会を設置して、ワーキンググループ提言事項や必要な対策を推進する方針を示した。

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投稿者:gotsuat 09:50| 行政関連