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2012年11月01日

【物流】全国高等学校長協会 普通自動車運転免許制度見直し要望

全国高等学校長協会は、中型免許制度導入により学生の就業機会が狭められているとして、「普通自動車運転免許制度の見直しに関する要望」を警察庁や文科省などに対して行った。

平成19(2007)年の中型免許制度導入により、総重量が5トンを上回る小型トラックを普通自動車免許では運転できないことになり、物流業界をはじめ小型トラックを運転する機会のある職種への就業期待を抱く学生については、期待する所得が得られないという影響が生じている。

大手物流企業においても、トラックドライバーとしての採用を見送り、代わりに台車やフォークリフトによる倉庫業務や事務職などに配置する動きが見られており、期待する職業に就けないことなどから、物流企業に就業する学生が減少傾向にある。

同協会では、高校生の未来を考え、さらに、国の重要政策である若年者雇用促進対策の観点から、1.普通自動車運転免許でも5時間程度の貨物教習を受講することにより、車両総重量6.5トンまで運転可能とすること 2.年齢18歳(普通免許同時教習可)とすること ―を求めている。

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投稿者:gotsuat 09:48| その他