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2012年10月23日

【物流】JR貨物 輸送動向(2012年9月分)

日本貨物鉄道(JR貨物)は、平成24(2012)年9月分の輸送動向を公表した。

同月は、中旬に江差線で脱線事故が発生したほか、下旬には台風17号の上陸に伴う輸送障害もあり、月全体では323本が運休となった。

主力のコンテナ貨物は、紙・パルプ、食料工業品等全ての品目が前年を上回り、全体では1,717千トン(108.9%)となった。増加トン数が最も多い紙・パルプは、前年の震災による出荷減の反動で、大きく増送となった。

車扱貨物では、石油が一部区間で輸送終了となったことに加えて需要の減少も重なり、前年を下回ったが、その他の品目は前年を上回った。車扱貨物全体では、683千トン(101.5%)となった。なお、震災により被災した仙台臨海鉄道・仙台北港駅が同月7日に鉄道輸送を再開したため、関東発東北向けの石油輸送は終了した。

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投稿者:gotsuat 12:00| 物流事業者