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2012年10月22日

【物流】JR貨物 平成24年度 秋冬期輸送対策について

JR貨物は、平成24(2012)年度秋冬期の輸送対策について発表した。同期においては、東日本大震災で被災した企業・工場が着実に復旧している中で、復興物資輸送や季節物資を中心とした農産品・青果物の出荷等、旺盛な需要を見込んでいる。

コンテナ輸送対策としては、東日本大震災で被災した石巻駅の復旧に伴う同駅発着の列車の運転再開や、臨時列車の運転による輸送力増強、休日に運休している列車の復活運転を行う。特に、季節物資である農産品の出荷に対応するため、北海道発着列車の臨時列車を運転し、輸送力を最大限確保する。また、年末の輸送対策については、平成23(2011)年同様、隅田川駅〜札幌貨物ターミナルと東京〜大阪間の臨時列車を運転する。

その他施策としては、コンテナ不足の事態を回避するため、秋冬繁忙期(10月〜12月)の先駆け9月までに1,800個の新製コンテナを事前投入した。また、自然災害等による輸送障害時に備え、日本海側のフェリーと連携した代行輸送を実施する等危機管理体制の強化を行い、顧客からの信頼性の向上を図るとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:52| 物流事業者