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2012年10月15日

【物流】平成24(2012)年9月分 内航海運における輸送動向調査結果(速報値)

日本内航海運組合総連合会が、平成24(2012)年9月分の内航海運における輸送動向調査結果を公表した。同調査は、低迷する内航海運の実態を把握する目的で、内航海運の貨物船・油送船の元請オペレータ上位50社における輸送量(内航輸送量全体の80%以上を占める)について毎月末に調査を行っている。

これによると、貨物船の輸送量合計は、16,992千トン(対前年同月比103%)となり、前年同月と比較して435千トン増加した。

輸送品目別で見ると、紙・パルプ、雑貨、自動車は前年同月実績を下回ったものの、鉄鋼3,515千トン(同102%)、原料(石灰石等)4,709千トン(同112%)、燃料(石炭・コークス)822千トン(同106%)、セメント2,223千トン(同104%)は前年同月実績を上回った。自動車については、エコカー補助金の終了を受けて11ヶ月ぶりに前年同月比を下回り、3,537千トン(同95%)となった。

タンカーの輸送量合計は、一般タンカーが10,486千KL(同117%)、特タン船が684千KL(同102%)、タンカー合計は11,170千KL(同116%)となり、前年同月と比較して1,512千KL増加した。

輸送品目別で見ると、一般タンカーの場合、黒油4,045千KL(同129%)、白油5,878千KL(同110%)、ケミカル562千KL(同110%)となり、全ての品目が前年同月実績を上回った。また、特タン船は、耐腐食が前年同月実績を下回ったが、高圧液化292千KL(同112%)、高温液体133千KL(107%)と前年同月実績を上回った。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| その他