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2012年10月11日

【流通】三井住友カード 企業間取引専用の新決済サービスを開発

三井住友カードは中小企業を対象に、企業間取引(BtoB)において決済可能な加盟店を特定できる「ビジネスパーチェシング」を開発し、募集を開始した。

「ビジネスパーチェシング」はサービス対象を、中小企業における仕入れやシステム利用料の支払など、恒常的な企業間取引に特化した。中小企業を顧客に持つ加盟店(サプライヤー・サービス提供事業者)と提携し、特定の加盟店だけで決済できる「専用カード」として募集する。

同カードは特定の加盟店だけで決済が可能なため、利用する中小企業にとっては、他の店舗等で悪用されるリスクを回避できるほか、プラスチックカードが発行されないので、紛失・盗難のリスクもなく、一般的なクレジットカードと比較し、安心・安全に決済することができる。一方、決済先の加盟店にとっては、決済方法が同カードに集約されることで、事務負担や債権回収リスクを軽減できる。

企業間取引における専用カードでは、エクスペディアの法人顧客である大手旅行会社を対象に、同社が運営する「クマの手」の専用決済サービスを募集しているが、中小旅行会社からも同様の決済サービスを求める声が多く寄せられたため、このたび同カードを商品化し、企業間取引におけるカードラインナップを拡充した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:05| 流通