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2012年09月28日

【流通】カネカ 太陽電池同質支持瓦採用工法の販売を開始

カネカは一般住宅向けの陶器瓦へ太陽光発電システムを設置する工法を開発し、2012年10月より販売を開始する。

太陽電池の設置は、一般的に屋根瓦の上に太陽電池モジュールを設置する。通常陶器瓦の場合、架台取り付け瓦としてアルミダイキャスト製の支持瓦を用いる事が一般的だが、カネカは若井産業が開発した『陶器瓦製の支持瓦工法』を標準採用することで瓦への負担を軽減させた。設置架台は瓦同様の段葺きとなる設計を行い、また、屋根面からの高さを低くする事で屋根面にフィットしすっきりとしたデザインに仕上げることを可能にした。

同工法は、太陽電池を瓦ではなく支持部材を介して垂木に取り付けることで瓦への負荷が軽減されかつ太陽電池の設置強度が確保される。また寄棟などでは大判の太陽電池の設置が困難な屋根形状でも小分割されたモジュールを採用することでより効率的に太陽電池を搭載させることができる。この太陽光発電システムはカネカソーラー販売から販売される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 流通