2012年08月03日
【物流】財務省関税局 出港前報告制度 実施概要公表
財務省関税局は、出港前報告制度について実施概要を公表した。
出港前報告制度は、我が国に入港しようとする船舶に積み込まれる海上コンテナ貨物に係る積荷情報について、原則として当該コンテナ貨物の積出港を当該船舶が出港する24時間前に、詳細な情報を電子的に報告することを義務付けるもの。
報告期限は原則、外国を出港する24時間前だが、韓国及び中国等の近隣諸国において船積みされる海上コンテナ貨物に関して、一定の範囲内の近海航路については制度定着までの当面の間、報告期限を船積港における外国貿易船の出港時までとしている。
出港前報告制度の運用によって、税関において積荷情報を活用したリスク分析を行い、高リスク貨物に対して我が国での船卸の一時停止を事前に通知することができる。
なお、同制度は平成24（2012）年度から導入準備やシステム開発を進め、平成26（2014）年度以降の運用開始を目指している。
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投稿者：gotsuat 09:45| 国際物流
