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2012年08月01日

【流通】富士通 ICTで農業経営を効率化させる食・農クラウドサービスを提供

富士通は、ICT(情報通信技術)で農業経営を効率化させる食・農クラウド「Akisai(アキサイ)」を、2012年10月より提供する。

Akisai(アキサイ)は、「豊かな食の未来へICTで貢献」をコンセプトに、米・野菜などの露地栽培、施設園芸、畜産において、経営・生産・販売といった農業経営全般を包括的に支援する業界初のクラウドサービスである。

現在の農業生産現場は、就業者の60%以上が65歳以上という状況にあり、多くは「できたものを売る」という考えのもと、全生産物の収益と生産費用のみを把握する経営が行われているが、今後は、今まで把握できていなかった各作物ごとの費用構造や収益率を見える化することで、「利益のでるものを作る」という方針のもと、現場での日々の作業実績や生育情報などに関するデータを利用、活用し、収益拡大につながるマネジメントが必要とされている。一方、食品加工・卸・小売・外食などの食関連企業では、競合他社との差別化、コストの改善、品質マネジメントの強化が求められている。

富士通は、これらの課題を解決すべく、過去3年間の農業現場でのICT利活用実証実験の成果を踏まえ、食・農クラウド「Akisai(アキサイ)」を提供し、農業、食市場に改革をもたらす新しい企業経営スタイルへの変革を支援するとともに、いつでも、安心・安全で、おいしい食事ができる「豊かな食の未来」の実現を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通