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2012年07月24日

【物流】横浜港コンテナバージ集荷補助制度実施

横浜市港湾局は、横浜港コンテナバージ集荷補助制度を実施すると発表した。

横浜港では、国際コンテナ戦略港湾として、「釜山港等に対峙する国際拠点港湾」、「航路特性を活かした国際ハブポート」の実現を目指し取り組みを進めている。

国際コンテナ戦略港湾の実現のため、種々の輸送モードによるコンテナ貨物の集荷に取り組む必要がある中、コンテナ貨物の「バージ輸送」も、集荷にあたっての重要な輸送モードの一つであると捉えられている。
そのため、東京湾内におけるコンテナバージ輸送への利用補助を実施することで、主に千葉等の北関東エリアからの横浜港へのコンテナ貨物集荷を図るとともに、環境負荷の軽減を推進することを目的に、同制度を実施する。

詳細は以下の通りである。
 
@補助対象となる事業…以下の全てを満たす事業とする。

・国際海上コンテナ貨物(ISO規格)を輸送する事業
・横浜港と千葉港各地区間でバージ輸送される事業
・補助申請者が、申請内容等を証明することのできる事業
※戦略的集荷補助事業及びアジア輸入貨物転換補助事業との重複申請も可能。

A対象事業者…荷主、フォワーダー、船会社(又はその日本人、代理店)、横浜はしけ運送事業協同組合
※同一の補助対象貨物について、複数の対象事業者による重複申請は不可。

B補助対象貨物…前年度(平成23(2011)年7月1日〜平成24(2012)年2月29日)と比較した実入り
貨物の取扱量増加分
※空コンテナは対象外である。

C補助額…1FEUあたり2,000円(実入りのみ)

D補助上限額…設定なし
※但し、全ての申請者の交付額の総額が、事業の予算額を超える場合は、予算の範囲内で按分した額を交付する。

※尚、補助対象期間は平成24(2012)年7月1日から平成25(2013)年2月28日までである。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連