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2012年07月13日

【物流】全ト協 労災死亡者増加に伴い「下期交通事故防止緊急特別キャンペーン」実施

厚生労働省は平成24(2012)年1月〜5月における労働災害発生状況(速報)を発表した。そのうち、陸上貨物運送業における死亡者数は45人となり、全産業中の12.7%を占め、前年同期の42人と比べて3人増加となった。又、事業用トラックの事故件数は、過去10年余りで大幅に減少してきているものの、平成24(2012)年はトラックが第一当事者となる死亡事故件数が平成23(2011)年実績を大きく上回る状況となり、大型トラックによる重大事故も相次いでいる。

これらの状況を受けて、全日本トラック協会(全ト協)は、業界をあげた事故防止策の徹底を趣旨とし、平成24年下期における交通事故防止のための緊急特別対策として、各種の取り組みを推進するキャンペーンを展開する。
重点対策として、@追突事故の防止Aトレーラ事故の防止B交差点の事故防止の3点を取り上げ、『トラック追突事故防止マニュアル』を活用したセミナーの開催や運輸安全マネジメントに関するセミナーの受講促進、ドラレコ動画を活用した「WEB版ヒヤリハット集」の制作・提供等を行っていく。更に、機関紙『広報トラック』や全日本トラック協会および地方トラック協会のHP等のメディアを通してPRを行い、周知に努める。

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投稿者:gotsuat 10:25| 行政関連