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2012年07月12日

【物流】国交省 平成23年度国土交通白書(2011年度)を公表

国交省は平成23年度国土交通白書を公表した。同白書では「復興を通じた国土交通行政の転換〜持続可能で活力ある国土・地域づくりへ向けて」をテーマに、第1部第1章「震災からの復興と国土交通行政の転換」、同第2章「持続可能で活力ある国土・地域づくり」とし、第1章で震災からの復興状況などを詳しく紹介している。

第1章「震災からの復興と国土交通行政の転換」によると、東日本大震災の被災地となった岩手県、福島県、宮城県のトラック輸送は、復旧・復興に伴い輸送量は回復傾向にある。また、現地の企業動向を反映する一般貨物に比べ、宅配便が多い特別積合わせ貨物の方が回復は早く平成23(2011)年5月以降は、ほぼ前年並みの輸送量となっている。

第2章「持続可能で活力ある国土・地域づくり」では、効率的な物流システムの構築のために、交通施策の骨組となる枠組を作り、国と地方、民間との新たな連携などを通じた国土づくりを示している。特にトラック運送の効率化に向けた施策として、主要都市間等を連作する高規格幹線道路、大都市圏環状道路をはじめとした基幹道路ネットワークを整備するとともに、「流通業務の総合化及び効率化の推進に関する法律」に基づき総合効率化計画に関する認定制度により税制処置等の支援を行っている。

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投稿者:gotsuat 09:50| 行政関連