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2012年06月13日

【流通】日本IBM 広域対応で連続可用性を支援する災害対策ソリューション提供

日本IBMは、IBM(R) System z向けの災害対策ソリューションであるGDPS(GDPS:IBM Geographically Dispersed Parallel Sysplex、広域分散並列ソリューション)の品揃えを拡充し、ソフトウェアのレプリケーション機能を採用することによりサーバーの設置サイト間の距離制限をなくすとともに、災害回復時間の極小化により連続稼働を支援する「GDPS/Active−Active」を発表し、2012年6月30日から提供を開始する。

ビジネスの基盤となる企業の基幹システムについては、災害時でも連続稼働させて事業を継続できる高度な災害対策を行う必要がある。本番サイトとバックアップ・サイトによる連続可用性を実現する場合、データ転送速度の限界により距離の制限が生まれてしまい、長距離と災害回復時間の両方を求めることは難しい状況にあった。しかしながら、国内外の広域を対象とした災害対策を検討する企業が急増する中、距離制限のない、連続可用性へのニーズが多くなっている。

「GDPS/Active−Active」は、広域にサーバーを設置しても距離制限を考慮する必要がなく、24時間365日の稼働を目指した。「GDPS/Active−Active」では、サーバーを設置した両サイトで同じアプリケーションとデータを持ち、両サイトのシステム稼働状況を制御できるワークロード・バランシング機能や、両サイトでデータをレプリケーションさせて更新していくソフトウェアの機能を採用している。そのため、サーバーの設置サイトを自由に検討でき、国内外の広域にも対応できます。さらに、広域にも対応しながら、災害時の回復時間は1分以内を目標とし、高度な連続可用性を支援する。また、レプリケーション機能を採用するために必要なデータ転送量が大幅に削減され、ネットワークの負荷も軽減できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通